Kanaya Museum
@chiba
金谷美術館は千葉県富津市金谷という土地にある美術館。
“石と芸術のまち金谷”を合言葉に、寄贈など周囲の協力と町おこしの過程の中で建築された、とのこと。その名の通り、近くには鋸山という石切り場があり最盛期には年間30万本もの石が東京・横浜に出荷されたと言われています。横浜港、港の見える丘公園。早稲田大学の大熊講堂など、膨大な量の石が日本の近代化に貢献しました。
JR浜金谷駅から金谷美術館に向かう道の途中には“石の刻道”と呼ばれるオブジェのひとつ“種”という彫塑も見つけました。(街の小道に全23作品あるんだそうです。)
駅に到着して直ぐ、日本全土で有名なキャラクターマウスのエレクトリカルパレードの口笛を吹くおじさま3人組が通り過ぎ。店前でお腹を見せて寝ている耳の垂れた番犬(?)がいたりと、和やかな時間が流れる町。
浮世絵師・歌川広重の連作“不二三十六景”で“安房鋸山”が描かれた。そんな日本の名山80にも数えられた“鋸山”のある土地。「金谷」一度足を運ばれてみてはいかがでしょう。
(地獄のぞき、というちょっとどきどきする絶景も拝めますよ。)
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